【経験談】僕がうつで休職していた時の過ごし方【一人暮らし】#14

うつ

うつ関連の記事がいつのまにか4記事目になっていて、伝えたいことが意外と多いことに驚いています。yamayoshiです。

今回は、僕が初めてうつ状態という診断を受け、3ヶ月の休職をした時の過ごし方について記事にしたいと思います。

休職となったはいいものの、何をして過ごせばいいのか。

当時も悩んだ記憶があります。

カウンセラーの方にいただいた意見を元に、僕なりに考えた過ごし方をお話していきますので、少しでも参考になればと思います。

目次

何もする気力がおきない時

休職直後の時期は、なにもしたくない、というか

なにもできないような状況になっているかなと思います。

初めての休職だと、なんだかショックも大きいですもんね。

「病気になっちゃったんだなぁ」

という現実にとりあえず落ち込むという感じでした。

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なにもしない

こんな時期でも、

「なんかしなくちゃ・・・」「怠けてはいけない」

なんて思ってる方がいると思います。

多分こういう考え方を持っている真面目な人ほど、心を病みやすいと僕は思っています。

ですが、その思いは全部捨ててください。

なにもしたくない時は、なにもしないで寝ていましょう。

なにもせず、寝ていたいというのは、身体が寝ることを欲しているサインです。

「なにもしたくない」ではなく「寝ていたい」という欲求

というふうに考えると良いのではないでしょうか。

休職しているということは、休むことが必要なのです。

休むことが仕事だと思うくらいでいいかと思います。休んでください。

そのうちなにかやりたくなります

人間不思議なもので、しばらくなにもせずに休んでいると、だんだんと何かがしたくなってきます。

焦らなくても、その時になったら身体が教えてくれるので、心配ありません。

それまではゆっくり寝るで大丈夫です。


なにかをしたくなってきた時

だんだんなにかをしたくなってきたら、少しずつ回復している証拠です。

したいことを好きなだけする

したいと思ったことを好きなだけしましょう。

ゲームがしたくなったら、ゲームを好きなだけやるでもいいですし、

アニメとか海外ドラマを一日見続けるでも良いでしょう、

仕事で忙しくて、できなかったことができると良いですね。

もしこのタイミングで外に出たければ散歩をしてみるのも良いと思います。

僕は、この時期に観たかったアニメと海外ドラマをイッキ見していました。

そして気が向いたらちょっと散歩にいったり、料理をちょっとしてみたり、

そうしていくうちに、だんだんとやりたいことが増えていきましたね。

仕事のことは忘れる

とはいえちょっと元気が出てきて、一日アニメを観たりしていると

「社会人としてなにしてるんだろう」「みんな働いているのに」

といった考えが頭をよぎることがあるかもしれません。


大丈夫です。よく思い出してください。


あなたは今休むことが仕事なんです。


だれもあなたを責めません。もしあなたを責めてくる人がいたら、

責めてくる側の人間性を疑ってください。


ともかく、今の状況を考えて落ち込むのはやめましょう。

なにも良いことはありません。

SNSもできればみない

TwitterやLINEなどのSNS系アプリもできれば見ないほうが良いです。


Twitterで「仕事疲れたわー」とか「仕事頑張ろう!」のような文章をみると、

仕事のことが頭をよぎったり、他人と比較してしまい、

「自分はだめなやつだ」と思ってしまう原因になりやすいです。

Twitterに関しては、僕は一切見ないで、通知も切っていました。


LINEに関しても、おそらく休職したことを知った人から連絡が来ると思います。

心配してくれている人からも連絡がくると思いますが、気が進まなければ返事をしなくて良いです。

仕事関連の連絡なんて送ってくる人がいたら、無視でいいと思います。

休職中で体調が悪いから返事ができなかった。

これで十分理由になります。

必要最低限の連絡だけ取るようにして、あとは回復してから返事をしましょう。

思い切って通知を切ってしまうのもいいと思います。

ちなみに僕は、「医者からSNSを止められている」という理由で返事をしませんでした。

完全に止められているわけではなったのですが、嘘も方便です。笑

復帰が決まった時

職場復帰が決まった頃であれば、かなり回復してきて、

おそらく日常生活は、満足に送れているレベルになっているのではないでしょうか。

生活リズムを意識して生活してみる

ここからは少しずつ、休職前の状態に身体を戻していくことを意識すると良いと思います。


まずは生活リズムですね。

人によっては、寝る時間が遅くなったりしている人もいるかもしれません。

徐々に、出勤の時間に合わせて、朝起きて夜寝ることができるようにしましょう。


できれば、出社時間にあわせて外出ができるようになると尚良しです。

僕は、出社時間に合わせて外出し、図書館にPCを持ち込んで勉強したり、本を読んだりしていました。

そして定時にあわせて図書館を出て帰宅する。といった感じです。

自宅以外の環境に身体を慣らすと良いかなと思います。


もしこれをしていて体調が悪くなってしまったという場合は、

まだ復帰には早い時期なのかもしれません。


その時は、医師にそのことを正直に相談しましょう。

この時期はほとんど元気にな状態なので、はやく戻りたいという気持ちが出てくると思います。


ですが、ここで焦ると、復帰後に再度体調を崩してしまう可能性が高まります。

ちなみに僕は、ここで復帰を焦ったせいか、

復帰後に再度体調を崩し、休職をしてしまっています。

全部が全部これのせいではないと思っていますが、

とにかく復帰の時期は、医師と相談しながら慎重に判断してください。

復帰直前

復帰まであと一週間くらいでしょうか。

復帰の不安と安心感とでいろいろな思いがあると思いますが、この時期も焦らずに過ごしましょう。

出社の練習をしてみる

実際に朝起きて、身支度をして、出社を想定して通勤の練習をしてみましょう。

会社の入り口まで行く練習です。

入り口まで行くのが難しければ、会社までの最後の角まででも良いです。

そこまできたらあとは、そのまま帰るでもいいですし、カフェなどに寄って作業しても良いと思います。

途中で体調が悪くなることなく、出社できるか確かめてみましょう。

僕もこれを一週間くらい前から続けました。

もしここでも体調が悪くなったら、無理して続けないで、医師と相談しましょう

前の章でも書きましたが、とにかく焦らないことと無理はしないこと。

これを忘れないでくださいね。

守ってほしいこと

休職中は、気力が戻るまではとにかく休んで、好きなことをしてほしいのですが、最低限守ってほしいことがあります。

薬を決められた量を飲む

これは、最低限守ってください。

回復が遅れる原因になります。

きちんと決められた量を毎日飲むようにしてください。

通院もする

薬を飲むと共に、きちんと通院もしましょう。

ある程度回復してくると、めんどくさくなってくると思いますが、

一時的に回復しただけで、まだ完全には治っていません。

うつはすぐに治る病気ではありませんので、注意してください。

仕事を辞めるなどの決断を早まらない

通院をしている方なら、医師やカウンセラーなどに言われているかもしれませんが、

休職中に大きな物事の決断はしないほうがいいです。

休職中は判断力が低下しているおり、正常に判断ができなくなっている可能性があります。

もし休職した理由が、会社環境に原因がある場合、

仕事をやめようか、と悩むこともあるかもしれません。

ですがその判断を焦る必要はありません。

無事に復帰できてから、退職をするでも全然遅くはないと思います。
(職場環境がよほど悪いというのであれば話は別ですが・・・。)



一人暮らしが難しければ実家に戻るのもあり

僕は休職してから1ヶ月半は実家に戻って療養していました。

特に、休職の序盤は、なかなか身体を動かすのも大変ですし、

一人暮らしだと食事をするのも一苦労です。


もし、実家に帰って療養することができる環境にいるならば、

家族に相談して、実家に戻るのもありだと思います。

やはり部屋に一人でいるといろいろと考えてしまい、

ネガティブな思考になりがちです。

話し相手がいる環境のほうが気が紛れるかもしれません。

できれば病気のこともきちんと家族に話して、理解してもらったほうが、

今後の生活でも精神的に楽になると思います。


なかなか心の病気を相談できる相手は少ないですからね。

もし家族に話すのがストレスにならないのであれば、家族に相談して、実家療養させてもらう道をおすすめします。


あせらないでゆっくり休みましょう

僕の経験を含め、休職中の過ごし方を話してみました。

とにかく焦らないことと、休んでいることをネガティブに捉えないこと、

この辺を意識してもらえるといいかなと思います。

休んでいることは何も悪くないですよ。

休むために休職しているんですから。


この記事が休職で悩んでいる人の少しでも力になれれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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