SEになるため専門学校に行って感じたメリット・デメリット【経験談】 #17

僕の考え方

ここのところの寒さで体調を崩しそうなyamayoshiです。

SEになりたいけど、専門学校にいくのって
ぶっちゃけどうなの?いいことある?


僕は2011年に高校を卒業後、4年制の情報系専門学校に入学し、

卒業後、メーカー系のSEとして就職することができました。

今回は、情報系の専門学校に実際に通ってみて思った、

メリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

目次

僕が通った専門学校

メリットやデメリットをご紹介する前に、

僕の通った専門学校がどんなところだったのか、簡単に説明します。


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4年制のカリキュラム

情報系の専門学校だと、大概が2年制のところが多いかと思います。

ですが、僕の学校は4年制で、カリキュラムの中に、

専門学校の授業の中に提携している大学の授業があります。

そのため、専門学校卒業と同時に大卒の資格も得られるという

めずらしい学校でした。

資格に強い

資格取得率の高さを売りにした学校でした。

資格は主に、情報処理技術者試験を指します。

基本的にカリキュラムは、試験対策の座学が主体です。

試験対策をして、半年に1度の試験合格を目指す、

といった形でカリキュラムが組まれている学校でした。


専門学校のメリット

それではここから、メリットをお話していきます。

資格取得に集中できる

資格取得が第一の目標になるので、

情報処理技術者試験に向けて、集中して勉強をすることができます。


基本的に、情報処理技術者試験は、

業務を実際に行っている人向けの試験になるので、

仕事の片手間、空き時間に勉強をするような人が大多数です。


その中で、業務経験が無いとはいえ、

一日の大半の時間を勉強にあてることができるのは強いと思います。


先生がいるので、わからないことがあっても教えてもらうことができるので、

独学で勉強している人よりも理解は進みやすいと思います。


そのおかげもあってか、僕は学生のうちに、

基本情報、応用情報、情報セキュリティスペシャリスト(当時の名称)の

3つの試験に学生のうちに合格することができました。

入学が簡単

情報系の専門学校は、入試などがないため、

基本的に申し込めば、入れるような形式になっています。


大学に入学するには、入試にむけて勉強をしないといけないので、

(入る大学にによりますが・・・。笑)

その分、専門学校は、簡単に入学することができます。


また、入学が決まるのも、大学の合格発表よりも

早い時期になりますので、

早い段階から、受験を終わらせることができます。


僕は高卒で入ったので、同じ高校の就職が決まった組と一緒に

受験組を横目に見ながらモンハンをしていたことをよく覚えています。笑


就職サポートが手厚い

専門学校は、基本的に学生全員が就職できるように、

学校全体で協力してくれます。


実際、卒業後の就職率も売りにしているので、

きっちり最後まで面倒をみるようにしてくれています。


僕の専門学校の場合は、学校独自で開かれる、

地元企業を集めた合同説明会も開催されていて、

うちの学校から優先的に内定を出すような企業もあったようです。


どんなところかはともかく、
とりあえず就職先も決めたい!


と思うような人は、おすすめかと思います。


専門学校のデメリット

続いてデメリットです。

一応ですが、これは僕の通った専門学校でのデメリットになります。

他の学校だと、また違ってくる部分もあると思いますので、

参考として読んでいただけるといいと思います。


自由な時間が少ない

基本的に、義務教育や高校までの時間割と同じく、

月曜日から金曜日まで、

1日、一時間目から七時間目までの授業が入ってきます。


大学と違い、単位が足りていればOKというルールではなく、

出席率のみで進学できるかが決まるので、

授業を休むことができません。


ですので、自分のペースで勉強するといったことはできません。

今日は2限だからゆっくりできる〜


とかもありません。

毎日、一時間目からです。


プログラミング実習のレベルが低い

これに関しては、学校それぞれ違ってくると思いますが、

僕の学校は9:1ぐらいの割合で、座学がメイン、実習はほんの少し

といった構成でした。


実習の内容は、市販のJavaテキストを使用した、

演習を解いていくような進め方です。


特に専門学校だからこその授業をするわけでもなく、

ぶっちゃけ独学でも全然こなせるレベルでした。


資格取得に強いことがウリの学校だった、

というところが原因になると思いますが、


プログラミングができるようになりたくて、専門学校を選ぶ

という場合は、カリキュラムについてよく確認したほうが賢明ですね。


僕も資格取得がしたいと思っていたとはいえ、

もう少しプログラミングについても学びたかったので、

期待はずれだったなと後悔しました・・・。


就職活動の自由度が低い

就職活動のサポートが手厚いことをメリットにしましたが、

就職活動の自由度は大卒に比べてかなり低いと思います。


うちの学校で、特殊なルールとしてあったのが、

1つ内定を取ったらそこに就職しなければならない

というものです。

つまり、

あの会社は、キープしておいて、
もっといい会社を受けて、内定出たらそっちにいこう


なんてことができないんです。

これ結構つらいルールですよね。

一個決まったらもうそこに就職、内定辞退は基本しない、

というルールです。

なんでこんなルールがあるの!?


これは、専門学校の就職率をキープするのと、

専門学校の評判を下げないためだと思います。


専門学校は就職率が高いことを売りにしているところが多いかと思います。

その数値を良くするには、学生全員が就職する必要がありますね。


専門学校では、昔から学校と付き合いのある会社を

学生に斡旋して就職させるような流れがあります。


いわゆる学内の会社説明会は、昔から付き合いのある会社を集めて、

説明会を行う仕組みになっています。


その付き合いのある会社の複数から内定をもらう学生が出たとして、

結局、何社もの会社を辞退するとしますよね。


すると、その会社との関係が悪くなります。


また、複数内定の学生がそもそも、他の会社を受けなければ、

別の学生がその会社の内定をもらえたかもしれないじゃないですか。


そういったことが就職率の低下につながるため、

最初の1社に決めて、内定を蹴らない、

という特殊ルールが生まれてくるわけです。


これは結構知られていない専門学校の仕組みだと思います。


すべての学校がこうだとは言いきれませんが、

もし自由に就活がしたいと考えているならば、

しっかりと情報収集をしてから専門学校を決めましょう。


キャンパスライフはない

これはある程度予想がつくかもしれませんが、

情報系の専門学校に、夢のキャンパスライフはありません。

まず、ほぼ女の子はいないです。


部活とかも活発ではないし、サークルとかも、

積極的ではないと思います。


まあ専門学校ですからね。

みんな勉強しにきている。

そういうことです。


きちんとした下調べが重要

情報系専門学校のメリット、デメリットをご紹介しました。

専門学校も調べていただけると分かると思いますが、

数多くの学校が存在しています。


今回は僕の通った学校での例ですので、

まったく違う学校もあると思います。


とにかく事前に、

その学校で自分の目標とすることができるか

これを念頭において学校選びをして欲しいです。

できれば、OGやOBなどから直接話を聞けると良いですね。

僕の専門学校がどこだったかという名言はしていませんが、

もし興味のある方がいらっしゃいましたら、

問い合わせフォームや、メールにて連絡ください。

可能な限りお答えしたいと思います。

この記事が少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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