みなさんはこれまでの人生で、失敗したことがありますか?
この質問をして「いいえ」と答える人はほぼいないと思います。
人間である以上、多かれ少なかれ誰でも失敗を経験します。
過去の偉人でも現在の成功者でもそうでしょう。
失敗図鑑すごい人ほどダメだった!
今回は、生きていく上で、失敗にとどのように付き合っていけばいいのかについて書いていこうと思います。
目次
誰だって失敗している!
失敗するのってめちゃくちゃ怖いですよね。
人間である以上、誰でも失敗するのはわかっているけど、どうしてもネガティブになってしまいます。
失敗と上手く付き合っていくにはどうしたらいいのでしょうか。
失敗が怖いのは失敗に慣れていないから
なぜ失敗することが怖いのでしょうか。
これは失敗した経験が少ないということに原因があります。
彼は、数々の発明品を成功させるために、数え切れないほどの失敗作を作っていました。
しかし、いくら失敗を重ねても成功にたどり着いているエジソンは、もはや失敗など少しも怖くないのでしょう。
失敗の怖さを克服するためには、怖さに慣れるまで失敗する。
少し荒療治な気もしますが、人間の慣れってすごいですね。
失敗は成功への一歩
エジソンは失敗についてこう語っています。
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
トーマス・エジソン
人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ。
トーマス・エジソン
驚くほどポジティブですね。
失敗した事実だけを見るとどうしてもネガティブになりがちです。
ですが、失敗すれば失敗しただけ、成功へ近づくという考え方を持つことで、一気にポジティブになれますね。
偉人達の失敗伝説!
様々な成功を収めてきた偉人達にも、あまり語られることのない隠された失敗があります。
その失敗の中でも、反面教師として参考になりそうなものを、いくつかご紹介してみたいと思います。
ライト兄弟の失敗談
ライト兄弟といえば、世界初の飛行機「ライトフライヤー号」を作ったとして有名です。この兄弟の失敗は飛行機を発明した後に起きました。
飛行機の特許を取得し裁判三昧
ライト兄弟は初めての飛行機を作成した後、その飛行機設計で特許を取得しました。
当時、飛行機の発明は盛んに行われており、多くの人々が飛行機研究を行なっていました。
その背景から、ライト兄弟の設計を参考に作られた飛行機も数多く登場することになります。
ライト兄弟はそれらの飛行機に対して、特許を理由に立て続けに裁判を起こしました。
その結果、裁判に時間を取られてしまい、その後の飛行機開発に手が付けられなくなってしまいます。
これによって、飛行機技術の発展に取り残されてしまうこととなったのです。
苦労して完成させた技術を簡単には真似させたくなかったのでしょう。
なんとなくその気持ちはわかりますね…。
成功とは守るものではなく使うもの
この失敗から分かることは、成功とは守るものではなく使うものということです。
もし彼らが、周りの研究者と飛行機の技術を共有していれば、力を合わせてさらなる飛行機の発展に注力できたのではないでしょうか。
自分の成功を周りに分けていくことで、最終的に自分にも恩恵が返ってくるGIVEの精神が大事ということなんですね。
カーネル・サンダースの失敗人生
続いては、ケンタッキー・フライドチキンの創業者、カーネル・サンダースさんです。
実はこの人、お店の前の微笑みからは想像できないくらい波乱万丈の人生を送っている人なんです…。
人生どん底レベルの挫折の連続
KFCができるまでに彼はこんな人生を歩んできました。
- 16歳 鉄道会社に就職 → 会社に反発し解雇
- 22歳 弁護士事務所に就職 → 弁護人と揉め事を起こし解雇
- 31歳 起業 → ヒットせずに倒産
- 37歳 ガソリンスタンド経営 → 不景気により倒産
- 40歳 2度目のガソリンスタンド経営 → ガソリンスタンドにレストランを併設し軌道に乗る
- 65歳 ガソリンスタンド倒産 → レストラン売れていたフライドチキンを扱ってくれる店を探す → KFCの誕生
彼がKFCで成功したのは、65歳の時になります。
かなり遅咲きだなという印象ですよね。
しかもそれまでの人生が過酷すぎて、気の毒になってくるレベルですね…。
人生はいくら失敗してもやり直せる
彼の人生から学べることは、いくら失敗して人生のどん底に落ちる経験しても、やり直すことができるということでしょう。
会社をクビになったら人生もう終わりだとなりがちですが、失敗から学んでさらに強くなってやり直せる。
エジソンも言っていましたが、失敗をすることが成功へ近づいているのです。
まさに強くてニューゲームですね。
うつ病になったってやり直せる!自分に言い聞かせたいと思います。
失敗からくる悩みとの付き合い方
- 仕事ができずバカにされる
- 人前が苦手で上手く話せない
- 文章が苦手でブログが書けない
- もはや顔がブサイクすぎて失敗
偉人達のように大きな失敗を経験することはなかなかないと思いますが、こういった失敗で悩むことはあると思います。
人には小さいと思われる悩みかもしれませんが、コンプレックスとなって人生にまとわりついてくる嫌な失敗です。
こういった日常生活でありうる失敗に対しては、どのように付き合っていくことが理想なのでしょうか。
他人との比較が元凶
先ほど挙げた例の他にも、あなたにしかわからない失敗があって悩むと思います。
こういった全ての悩みの前には「他人に比べて」という言葉が隠されています。
- 他人と比べて「仕事ができずバカにされる」
- 他人と比べて「人前が苦手で上手く話せない」
- 他人と比べて「文章が苦手でブログが書けない」
- 他人と比べて「もはや顔がブサイクすぎて失敗」
悩みというものは、他人と比較することではじめて起きてしまうんですね。
過去の自分と比較して生きよう
他人と比較すると、悩みも増えてネガティブになってしまいます。
失敗に悩まないためには、過去の自分を比較対象にすると良いです。
過去の自分であれば、今日の自分が少しでも努力すれば、確実に差をつけることができますよね。
他人に惑わされることなく、自分が成長できていることを意識しましょう。
この意識を忘れなければ、失敗とうまく付き合っていけそうですね。
参考書籍
今回はこちらの書籍を参考に記事を書かせていただきました。
本の内容的に、小〜中学生向けとなっています。非常に読みやすかった。
この記事で紹介した人以外の、たくさんの偉人の失敗が図鑑として書かれていて、個人的にとても勉強になりました。
地球の失敗や宇宙の失敗についても書かれていました。観点がとても面白い!
僕は、この本をアマゾンプライムの特典で無料で読むことができました。
月額500円で利用できるので、アマゾンをよく利用される方はプライム会員になるのがオススメです!
それでは 今回はこの辺で。
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